シミ・シワ・タルミの原因の８割は太陽光。光老化とは？
徐々に暑くなってきましたね。大人メンズの肌の3大悩み「シミ・シワ・タルミ」の原因は、なんと太陽の光を長時間浴びることによって起こる光老化だということをご存知でしょうか。
適度に太陽光を浴びることは、皮膚ビタミンDの生成に繋がり、健康維持に役立ちます。一方、太陽光線を無防備に長時間浴びると、光老化というものが起こるというのです。
光老化啓発プロジェクトによると、肌の光老化は、年齢を重ねて生じる自然（生理的）老化とは異なるもので、肌の色がくすんで來、張りがなくなってきて、シミ・シワ・タルミとして現れ、さらには皮膚がんが生じることもあると記載されています。
光老化１）シミ発生のしくみ
表皮では、B紫外線（UVB）の影響で、色素細胞（メラノサイト）は紫外線を九州する黒っぽい四キロであるメラニンを作り、周囲の表皮細胞に渡して肌を守ろうとします。過剰に日焼けをするとメラニンが大量につくられ、表皮細胞にたまり、シミの原因になってしまうのです。
光老化２）シワ・タルミ発生のしくみ
なんとなく、シミは理解できるような気がしますが、「シワやタルミ」も太陽光と関係あるの？と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。筆者もそうでしたが、そうなんです。皮膚の深いところ、真皮ではコラーゲンとエラスチンという物質が張り巡らされているので、肌はピンとはり、弾力が保たれています。ところが、A紫外線（UVA）や近赤外線（NID）を浴び続けると、コラーゲンやエラスチンが変性して本来の機能を失い、また皮下組織の支えも弱くなり、シワ・タルミが生じてしまうのです！！恐るべし光老化・・・。
日焼けが皮膚がんにつながる可能性があるということは筆者も認識していましたが、老化の原因の８割が太陽光ということまでは知りませんでした。実際、2020年の調査によると、光老化の認知度は約２割と非常に低い水準です。
https://www.hikari-rouka.org/knowledge/大人の外遊びを楽しみたい人の光老化対策「日常的に日焼け止め」
では、どうすれば良いのでしょうか。光を浴びすぎないということはわかりましたが、明るい太陽の下で思いっきり楽しみたいという方も多いと思います。日陰を利用する、日傘、帽子、長袖、サングラスなどに加えてやはり重要なのは日焼止めを日常的に使うことです。「日常的に」というのがポイントです。
大人の男性は、外出時ですら日焼け止めを利用されていない方が多いと思います。実は室内にいてもガラスを飛び越えて紫外線はやってきます。気持ちよく太陽光を浴びるためにも日焼け止めを上手に使うことをお勧めします。何歳からでも遅くない！今から始めれば肌の老化の８割は防げるのです！とはいえ使い慣れていない方は外出する時だけでも意識的に使うことを心がけましょう。
進化する日焼け止め。塗りやすく毎日使えるものも続々登場。
日焼け止めは、「白くなる」「重たい」「ベタつく」などの理由から嫌厭されがちですが、最近ではどんどん進化していて胃、塗り心地が良い製品も出てきています。美容液成分も入ったものなど、より日常的に使いやすいものが出てきています。SPF１５以上、PA＋以上が推奨されいますので買うときは注意してみてください。何度も塗り直していくことが重要ですので、ハンドクリームやリップクリームのようなイメージで使ってくださいね。
忘れてはいけないアフターケア。ビタミンCと保湿成分をたっぷりと。
日焼け止めで予防しても外出後の肌は疲れています。水分の減少した皮膚に保湿効果の高いローション・乳液で保湿が必要ですが、色素沈着の回復にはビタミンC成分の入っていると完璧です！
光老化対策で肌の老化を防いで、いつまでも若々しくアクティブに外遊びを楽しみましょう！
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